日時:2022年10月8日(土)10:00~12:00
参加者:14家族 40名(子ども23名、大人17名)
スタッフ:2名
前日の雨は暖房が必要なくらいの寒さを呼んでいましたが、この日は雲の間から太陽が顔をのぞかせました。過ごしやすい秋日和を楽しめるのは今です。
足元がよくないため雨天集会場に集まった参加者と、あいさつをした後、ピクニック広場に向かいました。時折り吹く風に落ち葉が舞う季節、ここで<ジャンケン落ち葉集め>をしました。活動を始めた場所にはケヤキの葉がたくさん落ちていたので、ケヤキの葉を拾った人が多かったですが、大きさや色が違っても縁のぎざぎざで同じ種類であることがわかりました。
次に、2つのグループに分かれて<宝さがし>に出発しました。「宝ものリスト」の最初にある「なにかトゲトゲのもの ひとつ」はすぐに見つかります。触ると痛そうなクリのイガを拾って、バンダナで作った袋に入れました。途中、クヌギを拾って、殻斗はぬけがらだしトゲトゲしているし、木の実だ、とお得などんぐりを見つけていました。すすきの原っぱまで行き、ピクニック広場に戻った子どもたちが、1枚の中に黄色、緑、茶色の部分があるケヤキの葉や、ぺったんこなクリの「しいな」を、「見つけたよ!」と教えてくれました。
その後、雨天集会場に戻り<ミステリーアニマル>をしました。お話を聞いた生きものの姿を描いた絵はギャラリーに展示され、互いに作品を鑑賞しました。途中でわかった人もいたようでしたが、その生きものは“アリジゴク”。
実物を探しに行こうと、外に出ました。宿泊棟のバルコニーの下は雨をしのげる場所で、すりばちのようにへこんだ巣がいくつもあります。土をすくって探して、全部で4匹見つけることができました。てのひらに乗せたり、写真を撮ったりして観察しましたが、描いた絵とどこが違っていたでしょうか。子どもたちは道具を使って土をすくいましたが、手でさっとすくってつかまえるかっこいい大人もいました。(報告 皆川)