会場:横浜市こども自然公園青少年野外活動センター
日時:2019年10月27日(日)①10時~、②11時15分~、③13時~、④14時15分~(各1時間程度)
参加者:①8名、②約30名、③18名、④2名、計:約58名
スタッフ:5名

横浜市こども自然公園青少年野外活動センター主催の「スポーツ・レクリエーションフェスティバル2019」の中の一つのコーナーとして活動させていただきました。当日の早朝は薄暗く雲が広がり、不安な空模様でしたが、1回目のプログラムが始まる頃には天候が回復し、日中は日差しを浴びることもできました。
間もなく11月を迎えるピクニック広場には、たくさんの葉が落ちていました。どんな落ち葉があるかな?と、まずは<ジャンケン落ち葉集め>をして、わいわいと楽しみながら落ち葉を拾っていきました。拾った落ち葉は、バンダナの上に、似た葉同士が近くに集まるようにして並べてもらいました。ケヤキ、クリ、マツなどのいろいろな落ち葉がありました。さらに、種としては同じケヤキの落ち葉でも、参加者はその大きさや微妙な色合いの違いをよく観察し、別々のグループに分けていました。

次に<めざせ名探偵>で、その鋭い観察力をさらに発揮してもらいました。

広場には似たような木がたくさんあります。しかし、それらの枝ぶりやコケのつき方など、木々にはそれぞれ個性があります。その個性の一部が書かれたヒントカードを頼りに、ある一本の木を探し当ててもらいました。参加者のみなさんは、一本一本の木の側へ近寄ってじっくりと観察をしていました。「あそこにコケがついている」と、スタッフが気づかなかった発見をした人もいました。また、木のシルエットが描かれたヒントカードを持って、木とは別の方向を見ている参加者もいました。近寄って話を聞いてみると、地面に映った木の影が、ヒントカードに描かれたシルエットにそっくりだと教えてくれました。

短時間のプログラムでしたが、参加者それぞれ、鋭い観察力と豊かな感性で落ち葉や木々とふれあっていたのではないかと思います。そしてその時間が楽しいものであったなら、とても嬉しく思います。参加してくださった皆様、また青少年野外活動センターの皆様、本当にありがとうございました。(tsu–key)